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2022-07-22
シリーズ  ー私の中の熊本学園大学ーE
          「熊本学園大学で見つけた宝物」
                                 
                                学園大5期 大澤 孝
                                 (熊本学園大学入試課)
 
 正直なところ、熊本学園大学には不本意入学でした。ただ1年生の最初の授業で、「この中には国公立受験に失敗し入学してきた人たちもいるかもしれない。悔やむ気持ちもあるかもしれないが、悔やんでばかりでは何も変わりません。『大事な事は熊本学園大学でしかできない何かを探すことですよ。』と助言してくれた先生がいました。その言葉に触発され、熊本学園大学には留学する機会に恵まれていることを知り早速交換留学にチャレンジし、1年生の春休み期間中に英国リバプールに、3年生の秋学期からは1年間アメリカモンタナ州のキャロルカレッジに留学する機会を得ました。英語を好きになったきっかけがビートルズの音楽からだったので、彼らの出身地であるリバプールに留学できたのも熊本学園大学が紡いでくれた縁だったのかもしれません。リバプール滞在中はホームステイだったのですが、30年近くたった今でもホストファミリーとは手紙のやり取りを続けており、大学入職後3回現地を訪れて会う機会にも恵まれました。大学4年間のハイライトはなんと言ってもキャロル大学での1年間と言っても過言ではありません。自然豊かなモンタナ州での1年間が私の人生を大きく変えてくれました。兄弟とも呼べるアメリカ人の親友に出会うこともでき、お互い家族ができてからも家族ぐるみの付き合いをしています。
 また熊本学園大学を卒業する頃には、熊本学園大学に入学して本当良かったとの思いで卒業しました。大学入職後は、ひとりでも多くの学生たちが、私と同じ様に、卒業するときに熊本学園大学に入学して本当良かったと思ってもらえるように日々の業務に精を出しております。留学を経験したことで、国際教育課で10年以上勤務する機会にも恵まれ英語圏への派遣・受入を担当し多くの素晴らしい学生達と出会えたことは私の宝物となりました。不本意入学から始まった熊本学園大学の生活が今では私の人生においてかけがえのないものとなりました。今後創立100年、150年に向けての礎の一助となるよう、いち大学職員としてこれからも精進していきたいと思っています。

(左の写真は、筆者と今でも交流のあるイギリスのホストファミリーのノーマンとグレン。右の写真は、筆者がキャロル大学に留学中の写真。シェー神父とアンディ)

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